旗矢金物店 店頭日記
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まだ金物屋としての経験の浅かった頃、大ハンマーの柄や掛け矢の柄と一緒に木の枝が?先代に質問すると「ネソの柄といって石割玄能の柄に使うもの。しなりがあって力を余計に使わないんだ」と教わった。
その後しばらくは在庫していましたが、現在は在庫なし。自然の木だけあって注文しても太さが思ったようなものが入るとは限らないそうで。石割玄能は頭だけ3.5㎏のを在庫持ってます。 今回、解体屋さんかr「この玄能が欲しい。柄は鋼線が入ったゴムのものがあるはずなので探して」とのご依頼をいただき、「北海道では聞いたことがない」というのを探して探してやっと新潟に1本あるのを取り寄せということになりました。 この際、ついでに「ネソの柄」について調べてみました。 まず「石割玄能」自体が「牛殺し」という別名を持っています。この玄能で牛の頭を?!と思ったらどうやら違う説も出てきました。 木の種類はバラ科のまさに「うしごろしの木」。名前に似合わず白い小さい花をつける木のようです。別名「かまつか」ともいわれ丈夫でしなりがいいので鎌の柄に使ったためこの名がついたとか。「牛殺し」の意味はしなやかで丈夫なため牛の鼻輪にしたものだそうです。 調べていくと、片手玄能の柄に使われてもいるらしく、「しなるので手に来る衝撃が小さい」という利点があるそうです。ただ、「うしごろしの木」自体はなくなってはいないけれど、使い道がわかっている人が減っているせいでしょうか、採集して出荷する人が減っているせいでしょうか、どちらにしても現在はあまり流通がないようです。 ちなみに問屋さんに問い合わせてみたら「取り寄せはできますが、太さがばらばらなもんで・・ご希望のものが入るかどうか」といったお返事でしたが、まったく取りあつかわないということでもない、という「知る人ぞ知る」道具の一つになってしまったようです。 というわけで、いまのところ在庫は予定していませんが、ご希望があればお取り寄せはできます。
10月19日の記事で紹介した「灯油盗難防止キャップ」、先日も遠くからお問い合わせがありましたが、適応するタイプを取り寄せしようとしたら「メーカー欠品」とのこと。ご迷惑をおかけしてしまいました。
聞くところによるとどのメーカーさんも品薄、または欠品状態だそうです。 そしてきょう、「サンライズ用のキャップが3個欲しい」とのお問い合わせをいただきましたが、最後の在庫が1個でおしまいでした。もうしわけありません。 ただいまメーカー増産中とは思いますが、いつ入荷になるかについてはまだ不明です。 |
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